日本に数台しかないドイツ製の古い編み機、ジャンベルカ。その希少な編機で編んだ特有の風合いは一般的なスウェットとは一線を画します。

表地には空気の力で撚り合わせた軽く丈夫な空紡糸を、この編み機の特徴である“度詰め”で編むことによりフラットで滑らかな肌触りに仕上げました。高密度で型崩れしにくく、着るたびに増す風合いも魅力です。

裏地には撚りの回数を極力少なくソフトに仕上げた糸を使用し、起毛をかけてワタのようなタッチ感にしました。毛足の長い裏毛は非常に肌触りが良く、ソフトで心地の良い着用感を生み出します。

表と裏に対照的な素材を使用しゆっくりと時間をかけて編み上げたこの生地は、ハリコシがありながらもとてもやわらかく、重量感と肉厚さを兼ね備えているのが特徴です。

一般的なスウェットに配置されているサイドヨークを減らしスッキリとした身幅のシルエットですが、アームホールを大きく設定することでゆとりのある仕上がりとなり、デイリーに着用していただけます。

両サイドにスラッシュポケット付きで、袖はラグランスリーブ。細部にこだわったシンプルなデザインは上質な素材感を引き立てます。

一本の糸からはじまり、編まれていくニット。横編みと呼ばれるニットの作業工程において、編み機は需要な要素の一つです。

このBATONERのスウェットが作られる丸編みという技術においても、希少なジャンベルカ編み機によって確かな品質を実現しました。一味違う独特の柔らかさと、風合いの良さを感じてください。

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