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ノルマンディリネン

NORMANDY LINEN

2025.04.25

山形でも桜の季節があっという間に終わり、GW間近。
私たちの現場では秋冬の生産に向かっていよいよ沸々とし始めているのですが、外の気温もかなり上がってきていてることも相まって、春夏素材の代表格である「リネン素材」がよりリアルに感じているところです。

既に私もおじさんの領域に片足を突っ込んでいるので…服装はその場に合ったものをきちんと選ぶようにしています。

そして特に私の場合、毎日目的があってその日の装いを選ぶことが多く、最終的にその“目的を忘れられるくらい快適かどうか”という観点を重要視しています。

(とはいえ職業柄、実験的に着ている事がほとんどなので完全に忘れる事は無いのですが…)

皆さんも、着ている服が一日中快適かどうかというのはきっと無意識にいつも考えている事じゃないかなと思います。

一般的な衣料用のリネン(亜麻)はこの時期の素材の中でも最も春夏らしい存在として認識されていると思いますが、やはりその理由はこの特有の繊維が生み出す機能性にあると言えます。

私もリネンのハンドタオルやキッチンクロスなどを日頃から使用して実感しているのですが、水分をしっかり吸ってくれるしまたそれがすぐ乾くので、一度使うともう手放せません。

その上、亜麻に含まれる成分のおかげで抗菌性も高く、耐久性・耐摩耗性も優れているので丈夫で長く使用できる、という非常に優秀な天然素材です。

今回ご紹介するシリーズは布帛(=織物)ではなく肌に触れる面が多いカットソー(=ニット生地)なので、特に吸水性や速乾性についてはその効果をより感じていただけると思います。

また、元々パリッとしたハリ感が特徴のリネンですが、水に通すと一気に柔らかくなりドレープ感が出やすい素材になります。その変化の大きさは様々な素材の中でも1番かもしれません。

今回のこちらのシリーズも加工の段階で丁寧に洗いをかけているので、とても柔らかく軽くてドレーピーです。

機能的な話はこのくらいにしておいて…

私が何より好きなのはその表情。

編み目が均一で綺麗に整っているのですが、その繊維の持つ特性によって偶発的に表現されるリネンならではの表面感が何とも言えません…。

表情豊かなネップ(繊維のかたまり)や自然で独特な凹凸感、空気を多く含んだふんわりとした風合いなど、まさに天然の植物を原料としているからこその個性。

リネンはとても編みにくく製品化しづらい素材として我々の業界では有名ですが(最も乾燥する冬場に仕込みが集中する事も相重なり…)、その苦労と引き換えに得られるこの独特なテクスチャー感、快適さは他の素材には無いモノがあります。

素材が持つポテンシャルと独特の空気感を存分に味わっていただけるよう、極力シンプルに汎用性も考慮したこのNORMANDY LINENシリーズ。

ちなみに、製品名にもある“ノルマンディ”とはフランス北部のリネンの産地のことで、ここで生産されたリネンは高品質で美しい質感と光沢を持っていると世界的に高く評価されています。

これからの時期に、フレンチリネンへのロマンを感じながら身に纏っていただきたいおすすめの一品です。

奥山

Men NORMANDY LINEN BASQUE SHIRT
〈 BN-25SM-065 〉

Men NORMANDY LINEN BASQUE SHIRT
〈 BN-25SM-065 〉

Men NORMANDY LINEN BASQUE SHIRT
〈 BN-25SM-065 〉

Men NORMANDY LINEN T-SHIRT
〈 BN-25SM-066 〉

Men NORMANDY LINEN T-SHIRT
〈 BN-25SM-066 〉

Men NORMANDY LINEN T-SHIRT
〈 BN-25SM-066 〉

Women NORMANDY LINEN
A-LINE T-SHIRT
〈 BN-25SL-056 〉

Women NORMANDY LINEN
A-LINE T-SHIRT
〈 BN-25SL-056 〉

Women NORMANDY LINEN
A-LINE NO SLEEVE

〈 BN-25SL-057 〉

Women NORMANDY LINEN
A-LINE NO SLEEVE

〈 BN-25SL-057 〉

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